#8 Climbing up a cliff with cut off the view

大変なことが起きてしまった。いやどれだけ無頓着にただ流されるように生きてきたかを思い知らされた。なんとなく反原発を志向していたことに。これからどうすべきか、実質的な行動に移すこともできない僕ができること。できないことを見つめた方が良い気もするが、不謹慎という意識がよぎる。ドイツ気象情報の放射性物質拡散予報をチェックしている。京都は遠くはなれている。ひょっとしたら中国からの黄砂にも多分に含まれていると思う。しかし、娘のことを考えるとたとえ1ミリでもと思ってしまう。それさえも、悲惨な状況の人々と比べると大した事ないと思わなければいけないのだろうか。